「具合悪くて・・・」
「どうした？生理か？」
「悟浄、それは下品です」
「冷静だなぁ」
「おかげさまで」
「んで、ど〜したってのよ？」
「ちょっと悩み事が多くて、寝られないんですよ」
「八戒が悩み？じゃあ、寝るためにちょっと運動しねぇ？」
「ヤです」
「眠れないんだろ？つかれりゃＯＫＯＫ！」
「生理ですから」
「だって、おまえさっき・・・」
「聞く耳持ちません」
「えぇ〜〜。しくしく」
「おやすみなさい♪」
「眠れないっていったくせに〜」
「なにかいいました？」
「い〜え、なんにも・・・」

「おい、八戒、どうやらまだ原稿が上がっていないらしいぞ」
「ええ？だって、発行は明日ですよ！？」
「だからあせってんじゃねぇか」
「ましてや１日目に間に合わなかったから、３日目にのばしたくせに、完成しないなんて事はないですよねぇ」
「おまえ、変な情報しってんな」
「気のせいですｖ」
「そうか？・・・まぁ、イイや。最遊記はまだしも、オリジナルが上がらないなんて、言語同断だぜ？」
「もちろんですよね。だって、先にオリジナルの執筆に入っていたはずですから」
「だから、なんでそんな情報を・・・」
「ひみつですｖ」
「と・・・とにかく、８月１３日に本が並んでたら、奇跡って事らしいぜ」
「奇跡は起こらないから奇跡っていうんですよ。知ってました？」
「不吉なこというなよ・・・」
「少なくとも、便箋は必ずありますので、お立ち寄り下さいね〜」
「だから誰に・・・」
「ヒミツです♪」