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あなたに会えたこと。 それは永遠のしあわせ。 幼い頃にわかれ、待ち望んだ再会。 求めるが故にいらだつ日々。 姉弟であるが故のもどかしさ。 存在自体が僕にとってのすべて。 愛していると言葉で言ったところで、この気持ちは表現しきれない。 躰を重ねたところでそのすべてをつなげられない。 口づけを交わしても吐息は漏れてしまう。 ただぬくもりを感じるためだけにおなじ床につく。 それだけで幸せを感じることができる貴女は、もうこの腕に抱くことができない。 ベッドの隣を見ても寂しい空間があるだけ。 抱きしめた躰はただ心のなかにしまわれている。 何気ない幸せは、生と死の境界線の向こう側にある。 まだそちら側にはいけない。 心を寄せ合った二人の時間は止まってしまったけれど・・・ 僕はもう少しこちら側にいたいから。 そんなわがままを貴女は許してくれるだろうか。 もう貴女のことが思い出となってしまっている僕を許してくれるだろうか。 もう少しだけ後ろを振り返らないで走る時間を僕にください。 そうしたらまた二人になれると思うから。 いまはもう少しだけ・・・ FIN |
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