「う゛〜、あぢぃ〜」
「胸くそわりぃほどの暑さだな」
「さんぞ〜、あちぃよ〜」
「ほんと、コレじゃひからびちゃいますね」
「みずぅ〜、八戒〜みずくれ〜」
「あぁ、さっきので、全部なくなっちゃいました」
「えぇ？」
「結構みなさん遠慮なく飲みますからねぇ」
「当たり前だ。遠慮して先にくたばるのはごめんだ」
「あづいよぉ〜」
「俺の熱いほとばしりでも飲むか？」
「このくそ暑いのに、うっとおしいギャグはヤメロ」
「へ〜い、てっぽで撃ち殺されちゃたまりませんからねぇ」
「あ、町が見えてきましたね。あそこで何か飲み物を買うことにしましょう」
「さんせ〜い」
「意義な〜し」
「好きにしろ」

・・・

「悟空はコーラ、三蔵は緑茶、悟浄はアイスコーヒーの無糖でしたよね？」
「オマエは？」
「僕はオレンジジュースです」
「健康的だねぇ」
「八戒、俺もおれんじ〜」
「コーラで我慢しとけ、うりうり」
「オレンジがいい〜」
「先に黙らせて俺が全部飲んでやろうか？貴様ら？」
「なんでもありませ〜ん」
「こ〜らおいしいで〜す」
「よろしい」
「なかがよろしいですねぇ」
「ヲイ」
「はぁ？何か？」
「何でもね〜よ」
「ぷはぁ！うまかったぁ。八戒〜、もっと無いのぉ？」
「とりあえず、それだけです。一息ついたら、もう一度買いに行こうと思っていたも
のですから」
「ええ〜？」
「それじゃ、しばらくしたら、今度は一緒に買いに行きましょうか？」
「うんうん、一緒に行く〜」
「ケッ、くだらねぇ」
「悟浄も一緒に行きますか？」
「俺は別にいーよ」
「そうですか・・・」
「八戒、まだたくさん残ってる。いいなぁ〜」
「飲みますか？」
「え？いいの？らっき〜♪」
「はい、どうぞ」
「わ〜い・・・あぁ！何すんだよ」
「コレは俺が予約済みなの」
「なんでだよぉ、八戒は俺にイイっていったんだぞ」
「何でもいいの、コレは俺が飲むって決まってるんだよ」
「あ・・あ・・あ〜あ、飲んじゃった」
「ぷはぁ、うまかったぁ。コレでカフェインで破壊されたビタミンも補給できたかな
？」
「素直ですねぇ・・・」
「え？なにが？」
「ぶっ、いいんだよ、別に！」
「くだらんやつらだ・・・」
「何のことだよぉ〜」
「い〜んだよ、オマエは知らなくて」
「ケチぃ〜」
「平和な一日ですね〜」
「おまえがゆーな！」＊３

ちゃんちゃん

ＦＩＮ